第2章 *伊達工業・二口
あおいside
最悪だ!!家を出て数分で大雨とは!!
基本天気予報は見ない主義!!(意味不明)
行きが晴れてたら帰りも晴れてるっていう
勝手な想像で傘を持って行かないことが
しょっちゅうある。
で、帰りは土砂降りとか…
今日は寝坊して!焦って!!!うん…
げ!!青葉城西の人来ちゃった!!
岩泉「ちわっす、使ってもいいっすか?」
へ?
『あ、はいっ、こちらですっ。』
及川「ねーねー、岩ちゃんっ。(小声)あの子雨に濡れたのかな?ずぶ濡れで下着すけてるんですけど!!なに!!あの可愛いの!!!」
岩泉「だまれくそ及川。」
及川「いたっ!痛いよっ、岩ちゃんっ。」
岩泉「フン。」
『こちらに、なり、ま、あ、うげっ、、』
ドテッ
『いったーいっ!!う~~~っ』
またやらかしたぁぁあっ、ひーん。
岩泉「おいっ、大丈夫か?」
気づいたら座り込んでいる私のおでこに手をあてて
頭を打ってないか気遣ってくれていた。
『え、あ、だい!大丈夫ですっ!!すみませんんっ』
うぁぁあ、私、絶対顔赤いっ…
二口「おい!何やってんだよお前はっ。すみません、どーぞ、こっちの更衣室自由に使ってください。」
岩泉「あざっす、頭打ったなら無理すんなよ。」
そう言って、あたまをポンポンしてくれた。
『え、うあ、はいっ、///』
や、優しいいいいっ!!
二口「チッ。なに、照れてんだよお前。つーか、その格好で案内すんな。馬鹿じゃねーの。」
『あ、うん、ごめん!着替えてくる!!』
二口「ったく!わかってんのかよあいつ。」
なんか、二口おこってた…。(焦)
まあ、意地悪なのはいつもだけど…。