第2章 *伊達工業・二口
二口side
今日は青葉城西と練習試合。
なのに。
二口「青根ー!あおいみなかったー?」
青根は無言で横に首を振った
くっそ~。あいつ何してんだよ。
マネージャーのくせに。
茂庭「まあまあ、こんな土砂降りだからどっかで雨宿りしてんだろ!」
笹谷「いや、あいつ馬鹿だからほふく前進できてんじゃねーの?(笑)」
鎌先「なにいってんだよ!ばか!ほふく前進なんかしたら、ない胸がすり減るだろーが!(笑)」
茂庭「え?あいつ胸なかったっけ?」
はぁ。先輩勝手にもりあがっちゃってるし。
つーか、もう、青城来てんだけど。
あいつなにして…
『す、すみませんんんん!!!遅れました…』
二口「おっせー!っっ!!?」
俺は振り向いてちょっと、焦った
びしょ濡れで伊達工業と書かれた白のTシャツを
着てるあおいがいた。
『いや、ちょっと、雨が!!!!想像以上で!!』
二口「ちょ、お前…とりあえず着替えろ!!話しはそれから!!」
『あ、そっか、急いで着替えてくるっ!あ、っ、』
ドテッ
『いったーーー!…んん!もぉ!!ばか!』
濡れて、慌てて、遅刻して…
自分で滑ってつこけて、怒って立ち上がって…
忙しいやつだな。
鎌先「あおいのブラはパステルっぽかったな!!なっ!!」
茂庭「鎌っちはそんな所しか見てないよね…」
確かにあおいのブラはパステルっぽかった。うん。
って、俺は変態か。