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ハイキュー!!<短編・中編・長編>

第49章 ナツノオモイデ


『んっ、、んー、、!!』


黒尾「ぁ。」



口元を押さえつけたまま



窒息死させるところだった。






まぁまあ。






それより。







一時はここから動かない方がいいだろう。





にしても、男子トイレの洋式トイレは馬鹿みたいに狭い。


あおいがびしょ濡れなせいで、


ジワジワと俺のシャツも濡れていく。



『〜♪』



黒尾「…。」



実は持ってきたんだ〜♪


みたいな感じで…




ポケットからでてきた水風船。



黒尾「…。ぶっ、、これ、中途半端過ぎだろ」


ぶっ。

と、吹き出す黒尾。


目の前には




中途半端に水が入れられた水風船。



まだ余裕が有り余ってぶにょぶにょしている。



『むー、、。』


黒尾「くっくっくっくっ、、!腹いってぇ、(笑)」


洋式の便座の蓋の上に座り腹を抱えて笑う黒尾。



『そんな笑わなくてもいいじゃないですか〜』

黒尾「あー、わりわり(笑)」


顔を上げる黒尾。



その視線の先には…




びしょ濡れなあおい。



下着が透けようがおかまいなしって感じで


ポケーーっと、立ってる。




なんつー無防備感。





ブラジャーの色は白ベースに半分オレンジ?


なんか子供。





そー考えてるだけでにやける。


『なにニヤニヤしてるんですか?』


黒尾「なぁ、ちょっと、ここ座って」


と、自分の膝の上をポンポンっと叩く黒尾さん。


『私濡れてますよ?』

黒尾「いいから、ほら。」


黒尾にぐいっと引っ張られてバランスを崩すあおい。



黒尾「おっと、あぶねっ、(笑)」


『び、びっくりした…』

黒尾「ごめんごめん。(笑)」


『私汗臭くないですか?』


黒尾「んー?」くんくんっ、


『いや、におわなくて大丈夫です。』

黒尾「あせくさくねぇよ?水のにおいしかしねぇ。(笑)」

『そっか〜ならよかったです!』

黒尾「なぁ。」


『んっ?』


黒尾「オレ先輩だよね?」

『はい!』

黒尾「うん、そーだよね。じゃあ、ちゃんと言うこと聞いてね?」

『??いつも聞いてるじゃないですかっ、!(笑)』
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