第6章 *青葉城西・及川
及川side
及川「あ、あおいちゃんだ!あおいちゃーん☆」
『こんにちは~♪♪』
及川「今から部活でしょ?終わったら俺んちで遊ぼ♪♪」
『いいですよー!まっててください♪♪じゃ、失礼しますっ』
松川「ただの先輩後輩じゃねぇか!」
岩泉「だな。」
花巻「ドンマイ☆」
及川「まぁまあまあっ!明日見てなさいよっ!自慢してやるんだからっ☆」
とかゆっちゃってるけどぉおお
あおいちゃん、女の子だけど現役なわけでぇええ…
蹴り飛ばされたらどうしよう…(笑)
今日月曜日だから部活ないしな~。
見にいくかっ
ーーー体育館ーーー
あおいside
女の子「きゃーーー!!及川さん!!」
『?』
女の子「こっちみてないっ?!やばぃいっ!!」
女の子「失敗したところみられたくないっ~」
私には女子が及川さんで騒いでる理由がわからない(笑)カッコイイじゃんって言われればかっこいいほうだと思う。
けど、岩泉さんや国見のほうがかっこいいと思う。
まあ、顔だけで付き合うわけじゃないけど
及川さん、あぁ、みえて、部活以外はへなちょこだしな~
甘えたいタイプってやつ。
ん?私?私は~どうだろう?
でも。絶対に
バスケ > 及川サン
ふぅ…
気がつけば周りの音も消えるくらい
集中していた
いつもそうだ
気がつけば周り雑音が聞こえない
でも
迷わない。
良く見える。
2年生になってからずっとこんな感じ。
それのせいかな?
1年生の頃と比べて
すっごく楽しい。
私は司令塔。
コートを支配するのは私。
……
…………
及川side
俺はキャーキャーいってる女子に手を振る。
そんなんだからいつまでも試合に出られないんだよ。
まぁ、かといって、ガン無視な彼女ちゃんはどーかとおもうけどね~♪♪
及川「ふふっ♪♪」
すっごい集中力だ。
一瞬でも油断したら背中を掴まれるぞ?
3年生。
あいつは、一体何人の中からはい上がったのだろうか?
うちのバスケ部はバレー部と同様
間違いなく県内ではトップの強豪校だ。
部員数も80人ほどいるんじゃないかな…
先輩を超えてここまで来たか。
さっすが!及川さんの彼女っ☆★