第37章 となりのまっつん
花巻「つんつんすっなっつーの。」
『ふふっ、(笑)』
及川「ね、あおいちゃん!及川さんとバレーしよっ☆」
『今度ですねっ!』ニッ
及川「え〜今から2人でシよ?」
岩泉「及川てめぇっ、!」
『なにいってるんですか?バレーは10人いないとできませんよ?』
よくわかっていない様子で
目地目に聞き返すあおい。
松川「そこでつっこむ岩泉は心がすさんでんな。」
及川「そうそうっ、バレーしよっていっただけなのに☆」
『あ、はい、これ、まっつんさんにあげるっ。』
松川「おー。ありがと。」
及川「さっきから、まっつんと、あおいちゃん距離近くないっ?!及川さんにもきてよ〜っ、」
『んー、だって、まっつんさん、大好きだもん!ねっ、!!』
満面の笑みでそんな事言われても
松川「…。ねっ、じゃねぇよ、知らねぇし。今聞いたんですけど?」
『あれ?そーだっけ?えへへっ、///』
花巻「ねー、俺は〜??」
『マッキーさんも好きですよー!』
サラッと流された気分。
花巻「へいへい、ありがとーございます~っ。」
及川「ねっ、俺は?」
『ん~?あ、岩泉さん、これ!部長からです!及川さんじゃなくて、岩泉さんに渡せって言われました。?』
岩泉「ああ、ありがと。」
及川「え。なんで及川さんじゃだめなのっ?!」
岩泉「お前提出期限守らねぇだろーが。」
『岩泉さん、この間試合見てました!!すごかったです!!レシーブ!!あの、あの、あの!!教えてくださ…んぐっ、』
全部言い終わる前に松川に口をふさがれるあおい。
松川「はーい、子供はだまってお家に帰ろうね~」
岩泉「宮本?だっけ…?いつでも教えてやる。」
花巻「あら~岩。ずらしいね~」
岩泉「うるせ。だまれ。お前どこのポジションだ?」
『んーんーん!んーっ、ふんふー、んー!』
口をふさがれたままの宮本
岩泉「…。」
『んーー!ふふん、んー、っ、』
ジェスチャー混じりで伝える宮本…
レシーブ?
あぁ
岩泉「リベロか?」
『んー!ふんふーん!!』
そうそう!と言わんばかりに
ぐっ、と、親指を立てている。
まあ、そんだけチビなら…
松川「おまえ、まじだまってくんねぇ?(笑)」