第37章 となりのまっつん
松川「俺は勉強しなくても授業中聞いてるから。」
及川「俺、73…。岩ちゃんは?」
岩泉「83」
[俺は98点だった]
[おぉ!まっつんさん、頑張ったね!(笑)]
解説付きの答え合わせが行われてるけど俺は聞く必要なし。
何が間違っていたのかなんてだいたい予想つく。
[なぁ、マッキー頑張ったみたいだから、連絡先教えてあげれば?]
[なんで?まっつんさんが教えてあげればいいじゃん♪♪]
…なんかごもっともなことを言われた気がする。
いや、そうなんだけどさ。
マッキーてぇ出すの早いし…
いや、ね、?
心配してあげてるんだけど…
宮本は自分から教えないタイプってわかってたから
教えてあげれば?
なんていったけど。
花巻「ぁぁああ、俺の掛けも終わった…」
[今日月曜日だから部活休みだろ?]
[yes!]
[こっちの教室きてくんない?]
[はーい☆]
松川「放課後こっちの教室きてくれるって〜」
花巻「まじっ?!」
及川「なに?マッキー好きなの?」
花巻「いや、違うんだって!!可愛いんだよ!!めっちゃ!」
岩泉「めずらしいな、可愛いのラインは高いお前が後輩なんだ?」
花巻「いや、ガキっぽいかなぁ、っておもったけど…」
実は宮本の苦手な教科も知ってる俺。
けど教えなかった。
マッキーてぇ出すの早いし。
って、さっきも言ったか。
なに?お前も早いだろって?
失礼な。
こんなに我慢してんだから
褒めてよ。
それに、ガキを襲う趣味はない。
そーこーしているうちに
6限目もおわり
お楽しみの放課後の時間がやってきた。
花巻「うわぁ、負けて顔向けできない…」
『しつれいします?』ひょこっ、
松川「おー。宮本。ちょ、こっちこい。」
『あ、まっつんさん!!こんにちわ〜♪』
及川「へぇ!君があおいちゃんか!!想像してたよりちびだね!」
『しりませんよっ、そんなのっ!』
岩泉「ナイスツッコミ。」
『あ、マッキーさん!』
花巻「なに。」
『えへへ、なにへこんでるんですかぁ(笑)』
ほっぺたをつんつんするあおい
花巻「みてわかんない?拗ねてんの。」
『マッキーさんかわいい〜(笑)』
えへへ、と笑う。