第34章 年下のキミ。
西谷「あの!!」
『??』
西谷「俺とお昼食べてくれませんかっ!!」
『うん、いいよ。』
菅原「いいんかいっ!」
澤村「あいつも変わり者だもんな…(笑)」
西谷「ま、まじですかっ!!俺!西谷夕です!!」
西谷は自己紹介をすると持ってきたサンドイッチを頬張る。
『ふふっ、ほっぺたに、タマゴついてるよ。ほら。』
そういって、軽く拭いてあげる。
西谷「!!!/////」
『西谷くんだっけ?よく食べるね。』ニコッ
西谷「と、とーぜんっす!!あの、名前聞いてもいいですかっ?」
『宮本あおい。』
西谷「あおいさんは、お弁当自分で作ってるんですか?!」
『うん。一人暮らししてるからね』
西谷「一人暮らし?」
『ん!もともと、東京なんだ!』
西谷「へぇ!お弁当…足りますか?俺の、たべますかっ?!」
『んー、じゃあ、これ一口もらう。』
そう言って西谷の食べかけをパクッと1口。
西谷「…!!!」
澤村「あいつ、平気であーゆーことするから…あの西谷が顔真っ赤だぞ。」
菅原「なんか初々しいなっ(笑)」
澤村「さっきまで、そわそわしてたくせに、急に嬉しそうだな?(笑)」
菅原「そ、そーか?(笑)」
西谷「あおいさんの、卵焼きおいしそうっすね!」
『たべる?はいっ。』
西谷の口元まで持ってくる。
い、いわゆる、
あーん。ってやつ?
って、俺なに1人で舞い上がってんだっ
と、菅原。
西谷「いただきますっ、、。」パクッ
『ん。どぉ?』
西谷「うまいっす!!!」
『ならよかった。』
西谷「あ。」
『ん?』
西谷「そーいえば聞こうと思ってたことが…」
『おー。なに?』
西谷「身長…何センチ…ですか?」
『んー、168。』
西谷「お、俺、159…」
菅原「約10センチか…なかなかキツイな…」
澤村「だ、だな…大丈夫かな…」
『うん?』
西谷「背が低いヤツは嫌いですか?」
『べつに?』
西谷「!!!!まじっすか?!」
『うん?どうして?』ニコ
菅原「あ、悪い顔だ…。」
澤村「さすが…後輩の扱い方慣れてんなぁ。」