第5章 *青葉城西・金田一
あおいside
眠れなかったっ!!!
って言うつもりが
ぐっすり眠った…
はぁぁぁあ…
今日あうのか~。
んー。
……
………
金田一side
やばい、ドキドキする。
もうすぐ部活なのに…
及川「金田一っ!」
花巻「あれ?聞こえてないっぽいよ?」
及川「まったくっ。こらっ!金田一っ。」ポカッ
金田一「うおっっ!!あ、ウッス!」
及川「なーに考えてたのかな~?」ニヤニヤ
金田一「いやっ、特に…」
及川「うそつけ~♪♪だって、金田一、ニヤニヤしながら、どうしよう…とかいってたよ?」
金田一「えっ!!!ほ、ほんとですか…?!すみませんっ」
及川「(いや、うそだけど)」
松川「つっても、金田一は彼女いないよな?」
及川「あ、そっか~ザンネーン★」
金田一「あ、いや…」
及川「え!!!いるの?!いるのか!!金田一くん!!」
金田一「…さん」
及川「…???」
金田一「あおいさん。……ですっ、」
及川「えええええええええええ!!」
松川「うっひゃーー!まじでかよ!金田一!やるなぁおまえ!(笑)」
金田一「…あの、及川さんっ、ちょっといいですか?」
及川「ん?なんだい?」
金田一「あおいさんってどんな人なんですか?」
及川「…??あー、ん~Sに見えてM。だいたいなんでも喜んでる。あおいの、無理と、いやだ、は嬉しい。以上、及川さん観察日記でした~」
金田一「…?ウッス…?」
及川「まぁ、部活の時は部活に集中することっ!いいねっ?」
金田一「はい!!」
こうして俺は部活に没頭した。
……
…
ついにやってきた…
『~♪♪ふふ~ん♪ふ~ん♪♪ふんふ~ん♪』
あ、"NAME1#さんだ。
ピンク色のWALKMANを握り締めて
楽しそうに歌ってる
『!!ひゃぁっ!!』
気がついたら俺は後ろから抱きしめていた
『な、なに?』
金田一「あおいさん…見つけました。」
『き、金田一くん…?』
金田一「俺、実はあおいさんのこと、知ってたんです。岩泉さんのことも、バスケ部だったことも。ちょっと、一目惚れです。」
『あははっ、まあ、体育館一緒だもんねっ』
金田一「俺が大好きですって言っても信じてくれませんよね?」
『いや、そんなことは…ないけど(笑)』