第27章 影山飛雄
トビオくんが食べたあとをサッと片付け
明日の予定の確認をするためにスケジュール帳を開く。
この、スケジュール帳
お気に入り~。
自分なりの丁寧な字で綺麗に書きまとめている。
後々見返すと自分が仕事頑張ってるってゆー
実感がヤバイ。
ん?
んん?!?
あ、明日休みってなってるじゃん!!!
うそでしょー…。
へなへなと座り込む私。
影山「ん?」
歯磨きをしながら疑問の眼差しを向ける彼。
『明日仕事だと思ったら休みだったの。』
影山「ふぉれ、わるひことふゃないひゃん、」
『ごめん、何言ってるのかわかんないけど。先に寝るね~急に疲れが…あーー、』
そのままベットにダイブする。
そして、あの子はなんで私の部屋に歯ブラシもってきてんのよ。
ったく。
影山「おい。寝んな。俺より先に寝るとかありえねぇ。」
『なによ。学生。』
影山「まぁ、ごちそーになったし?マッサージしてやる。」
『たすかる~。』
なんだー。
素直じゃないなぁ、この
かわいいやつめ。
影山「実はさ、大学の体育の授業でストレッチ法つーのやってんだけど。」
『へぇ。』
影山「でさぁ。実践したことないからさ。やっていい?」
『うん、痛いのはやだよー』
影山「わかってる。」
そーいって私の太ももに手を伸ばす。
手のひらで何度も撫でられる。
『ちょ、ふともも、ばっかり…さわんないで、』
影山「あ"っ?いま、ツボ的なの探してんだから黙ってくんない?」
『ツボ的なのってなによ、ツボ的なのって!』
影山「っ、るっせぇ!」グイッ
『ひゃっ、、!ちょ、へんなとこっ、、』
影山「…」ニヤ
『とびぉ、、!へんなとこさわんないでっ、』
影山「お前が意識しすぎなだけだろ。」
『っ、なっ!!ちょ、、ほん、っと、はなしてっ、』
影山「痛くしてねぇだろ。」
『そ、そーだけど…!ちから、は、ぃんな、っ、い』
影山「ここの、付け根のとこめっちゃぞくぞくしねぇ?」
『っあ、んっ、、』
私が仕事で疲れきってるって、わかってるくせに…
抵抗しようにも力が入んない…