第5章 *青葉城西・金田一
あおいside
はぁぁぁぁあっ!!!!
寝坊したっ!!
嘘でしょ…
あっ、ぷりん!!!!
ほ、保冷剤入れなきゃ!!!
ぁぁああっ!!
…
な、なんとか、なんとか、うん、、
まにあった…
あっつい…
ベタベタする…
及川「あおいちゃん、汗かいちゃって~、どんないやらしいことしたの~?ニヤニヤ」
岩泉「…」
『なにいってんの、ばかじゃないのっ』
松川「あ、センセイきた。」
『うげっ、!!』
松川「うっそ~。今日自習。」
花巻「はー。宮本。ケーキ買ってきたの?」
『はぁっ、なにそれ!やったっっ!!ん?これ?プリン♪♪』
松川「へぇー!俺に一口くわせろよ!」
『え~っ』
んー。まぁ、私の分あげればいっか…
『一口だけね?』
松川「まじ?!くれんの?!ラッキー★」
花巻「え。俺も食べたい。」
『どーぞっ。』
松川「え!これ、うめぇ!!」
花巻「お前なかなかセンスあるなっ。」
及川「どれどれ~?センスの塊の及川さんが味見してあげよう★」
『どーぞ?』
及川「!!うんまっ!!ちょ!!岩ちゃん!!!これ!!!うまいってば!!」
岩泉「…ふん」
及川「なーに、ぶすくれてんの~?考え込むとモテないよ~??んー?」
岩泉「…うるっせ…っ」
及川「あ、あの岩ちゃんがっっ!!認めたっ!!!!殴られると思ったっっ。今日絶対なんか降るっ!!」
岩泉「…。そんな殴られてぇならなぐってやる
!!!くそ及川っ!!」
及川「ジョーダンだってばっ!!!いでっ!!!」
相変わらずこの教室は面白い。
岩泉くんは
変わらず冷たいけど
まあ…うん。
あれこれ、考えてるうちに自習も終了した。
!!
プリンわたしにいこーっと!!
…
……
でも、会った事もない人にどうやって渡せばいいんだ…?
しまった…
根本的な所を考えてなかった…
あ。確か1年生だったよな…
国見くん!国見くんに預ければ安心~♪♪
なーんだなーんだ♪♪
ハッハッハーー♪♪
国見くんは、後輩のくせに落ち着いてて
大人っぽくて、にくったらしいっ。
かっこいいのは否定しないけどっ。
まあ、嫌いじゃない。
普通に話してくれるしおもしろい♪♪