第25章 いわいずみはじめ。
『はぁっ、はぁ、はあっ、、!!』
やっぱ、あめやばいな!!
作戦変更!!
作戦変更A!
雨宿りっ!
ん、?
『あ、そーだ、はじめくんちいこーっと。』
はじめくんのママとパパは働いてるから朝早くと夜8時まではいない。
ピーンポーーん
…
……
岩泉「はい。」
『やっほー。』
岩泉「はっ?!何してんの?!」
『思いのほか雨強すぎた。ので、ので、はじめくんち、きました。んーと、着替え一式貸してくださいーー。』
岩泉「はっ。バカかおまえ。下着どーすんだよ!!」
『え?はじめくんのでいいよー、おじゃましまーす。』
岩泉「はぁ、嘘だろお前っ、ばかじゃねーの、まじで。」
『…んー。わかった!(笑)』
ばたん、
岩泉「え、ちょ、おいっ!!!」
あおいは玄関を閉めて走って外に出た。
…
でも、俺はそれを追わなかった。
松川とのを見てしまって何処かイラッとして
松川のとこに行けばいいだろと、
思った。
だから、追えなかった。
…追わなかった。
…
…
あおいside
ったく!あのばか!なによ!
着替えぐらいかしてくれたっていいのに!
風邪ひいたらっ、、
はじめくんのせいにしてやる!!
あのばかーーーーっ!!
すこし、目に涙をためて、
ザーザーと降る雨の中を走って家に帰った。
家に着く頃には冷えきって…
『うー、さむ。おふろ。』
…
……
松川side
あいつ大丈夫だったのかな。
まぁ、遠すぎても近くに岩泉の家あるしな。
なんとかなってんだろ。
一応確認しとくか…
松川[おーい!ちゃんと家ついた?]
…
…
返事遅っ!
なに?!
あいつ現代っ子じゃねぇの?!
もしかして、帰ってないとか?
あー、岩泉んちかな。
ぷるるるる、
ぷるる、
ガチャッ
岩泉「もしもし。」
松川「おー!宮本きた?」
岩泉「あぁ。」
松川「ならよかった!風邪ひいたら大会ちけぇのに、やべーし、ちょっと心配だったんだよ(笑)」