第25章 いわいずみはじめ。
岩泉side
ふっ、あぁ~、
よくねた。
あー、
あいつは、たぶん今頃ランニングか。
岩泉「よ、っと、、」
俺はあおいが俺の家の前を通るのを知っている。
そいしていつも立ち止まって
俺の部屋の窓をチラッとみる。
そんなあおいを見ようとベットの横にある窓のカーテンを開ける。
…
……
岩泉「あ。」
きた。
少し遠くにあおいがみえる。
??
あれ、
松川?
どうやら松川があおいを止めたようだ。
そこから、2人は歩きながら
俺の家に近づいてくる。
なんで?
たまたま。?
っ、
なんでだよ、
??
!!!!!
松川が顔をグイッと近づける、
…
さらに、あおいも少し顔を近づける…
や、やめろ!!
くそ!!
…?
てっきり、キスをするのかと思ったら
顔を離して笑っているあおい…。
な、なんだ?
あーっくそ!!
むかつく、
あー。
朝から変なもん見たせいで
テンションあがんね、
もーいっかいねる。
…
……
………
いや、一応、松川がてぇださねぇよーに
言っとかなきゃな。
岩泉「はぁ。…ったく。」
ぷるるる、
ぷるるる、
ぷるる
ガチャッ
松川「もしもし?」
岩泉「おー。おはよ、お前、あおいに手ぇ出すなよ。」
松川「そんなことしねぇし(笑)」
うげっ、
いまの、もしかして見られてたのかよ?!
え?
岩泉「ならいーけど。」
松川「お前いまどこいんの?」
岩泉「ん、家だけど。」
松川「あーね!じゃ、またあとでな!」
岩泉「おう。」
…
……
やっべー、岩泉の家ってたしかこのあたりだよな…
絶対見られてたんじゃん、
じゃなきゃ、
こんなドンピシャで電話来ねぇよな(笑)
あー、
やべ、
好きになりかけた。
岩泉のおかけでなんとか…
たぶん。大丈夫(笑)
めぇ覚めた。
友達の彼女だもんな、(笑)