第5章 ＊青葉城西・金田一

あおいside

つぎの日


『んんん～っ、朝か～…そーいえば昨日の子、少しおもしろかったかも。』

そんなことを考えながら

顔を洗いに行く

今日は土曜日。

いつもなら部活に行くけど、

もう、引退してしまった。

おかげさまで、とてつもなく暇。

『プリンが好きって、なに？子供っぽいっ（笑）可愛いな～もぉ。（笑）』

私は後輩が大好きなんです。ええ。

後輩はみんな可愛いっ！！！

『でも、プリンか～。あんまり食べないんだよな～…どんなのが好きなんだろう…』

そんなことを考えながらminiを開く。

『やっぱ、暇なときはこれでしょ♪♪』


…



……


miniに没頭しているあいだに

気がついたらもう、お昼過ぎだった。

ーーーminiーーー


女の子

｢青葉城西バレー部負けたって！！！｣

女の子２

｢残念…｣

女の子

｢でも、すごくせったんでしょ？？｣

女の子３

｢うんっ、みんな、頑張ってたょっ、かっよこよかったっ。｣


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『あ、負けたんだ？』

なーんだ、負けたんだ。

じゃあ、プリンもいらないっか？

私は気づいたら

miniの金田一のホームにいた。

『まぁ、お疲れ様ぐらい…言ってやるかっ』

私はわざわざ、個人メールで送った

深い意味はなかったけど

なんとなく、みんなに見えない

個人メールで送った。


ーーーminiメールーーー

『おつかれっ。負けたらしいね』

金田一
｢ありがとうございます。負けました｣

『相手優勝候補高校だったんだってね』

金田一
｢はい、でも勝ちたかったです。｣

『次頑張れ。』

金田一
｢あおいさん。俺、負けたけどプリンたべたいです。｣

『え？（笑）勝ったら！でしょ？（笑）』

金田一
｢次、勝つんで！！！｣

『やーだね～（笑）』

金田一
｢買ってくれないんすか？｣

『気が向いたらねっ（笑）』

金田一
｢まじですかっ？じゃあ、期待しときますね！｣

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