第5章 *青葉城西・金田一
金田一side
友達申請がきた。
聞いたことある名前。
この人…岩泉さんの…
バスケ部の先輩だ。
小さくてたくさん走ってる人。
後輩がいつも周りにいる。
俺の中でそんなイメージ。
小さいくせに存在がある。
練習するときは体育館が一緒で
たまに、目に止まっていた。
気づいたらプリン好きを公開してて
買ってくださいとか、お願いまでしてた。
先輩にむかって…うん。
でも、あんまり先輩って感じがしない。
俺より小さいし
部活では、いつも俺の同級生に囲まれて
ニコニコしてた。
まあ、軽く言ってみただけだし。
金田一「ま、いっか…?」
俺は次の日に備えて、深い眠りに入った。