第19章 黒尾鉄朗クン
…
……
(月島)
なんかみられてる…
月島「あの。」
『!!』
月島「なんですか?」
『え!あ、いや!すみません(笑)』
月島「なんか、僕、おかしかったですか?」
『いや。黒尾さんがたぶん、君の話をしてたので…君かな〜と…(笑)』
月島「黒尾サン…なんて?」
『身長が高くて、黒縁メガネ。』
月島「それ、外見じゃん。」
『あーっ、と、意地悪な人って。』
月島「…。」ムカッ
『あ、怒った…。』
月島「怒ってない。」
『ふふっ!(笑)』
黒尾さんのいうとーりかも!(笑)
意地悪そうな目。(笑)
あ、目つきが悪いとかじゃないよ?
なんか、私のこと
この、チビがっ!!!
って思ってそう。…(笑)
被害妄想かしら?(笑)
月島「ねぇ、そこの、…チビ。」
ほら。(笑)
さっき、ご飯を作りに行ったのが3年生なら、この人は…2年生か、1年生…。
えーっと。
どこから、触れたらいいのか…
とりあえず。
『だれが、チビよ。』
月島「名前知らないから。」
『…ははっ!(笑)宮本あおい。よろしくね〜』
月島「あおい。」
…。
田中「うぉおおおおいっ!月島ぁぁあ!!なぁに、女の子に絡んでんだァあ!!」
月島「別に話してただけじゃないですか…」
??
んーっと。
1年生かな?
山口「ツッキーは、ちっちゃくて可愛い子が好きだもんねッ☆」
月島「山口うるさい。」
西谷「ふははははは!!そーなのか!!そーなのか!月島っ!!(笑)」
月島「なにいってるんですか?西谷サン。西谷サンは、身長低いから女の子選び大変そうですね?ニヤ」
西谷「なーーーんだとぉおおお!この!!本体をこーしてやるっ!!!!うりゃっ!!」
月島「ちょっ!」
うん。
騒がしい。(笑)
まぁいいや。
??「あっちぃーーー!!うわっ!!お風呂湧いてる!!!たまってる!!!うぉおおおおっ!」
??「ちょ、木兎さんっ、」
黒尾「お!風呂はいれんのか?!誰だ?気が利くなぁ(笑)よーし!風呂入っぞー!」
廊下の向こう側でガヤガヤと声がする。
どーやら、気づいたらもう6時で
練習を早めに切り上げた
東京組がいた。