第19章 黒尾鉄朗クン
2本…よしっ。
半分黒尾さんにあげるっ。
パキッ
『黒尾さんっ、どーぞっ?』
黒尾「おっ!さんきゅ♪♪」
灰羽「黒尾さん、なんも買わないんっすか??」
黒尾「おー。俺はついてきただけだし!」
や、優しいぃいいっ!!!
灰羽「ふーん?いつも、めんどくさがるのに。」
黒尾「お前帰ったらしばくぞ?ニコ」
灰羽「ひいっ!!すびばせんっ!!」
(すみませんっ!!)
黒尾「アイスくわえながら謝んな(笑)説得力ねぇ(笑)」
『ふふふっ!(笑)』
黒尾「あおいは、さぁ。」
『んっ?』
黒尾「なんで、そんなに小さいの?(笑)」
『え。』
灰羽「たしかにちっちゃいっ(笑)何センチっすか?」わくわくっ
『ひゃ、ひゃくごじゅー…よん…』(154)
…
……え?
なになに?!
黒尾「おまえそれ、飯食ってんの?!」
『た、食べてますよ!!人並み以上くらいっ!!』
灰羽「俺が194.5だから…えっと…194.5ひく、154は…んっと、えーーっと…40.5!!!身長差っ!!」
黒尾「ふははっ!それは、えげつないなっ!(笑)俺は187.7だから、33.7なっ!まぁ、いけるだろ?この身長差ならっ!」
『い、いけるって、どこにですかっ?』
黒尾「付き合っても変じゃねぇだろ?ってこと!」
『た、たしかに40cm差よりはまし…ですけど!』
灰羽「ガーーーんっ」
黒尾「はっはっ!(笑)どーゆ、人がすき?」
『おっきくて、んー、っと、優しくて…ご…じゃなくて…優しい人?です?』
黒尾「…優しいって2回いいましたけど?(笑)」
あと、なに、あの、気になる途中の「ご」って!!(笑)
ご?
強引?とか?
強引ときたら、
淫乱ってゆー単語しか浮かばねぇ。
『??』
灰羽「おっきいほうがすきっすか?!じゃあ、俺は?!」
『あー、うん、おっきすぎるのはちょっと…。(笑)』
灰羽「がびーーーんっ!」
『んー。でも、おっきい人が好きですっ(笑)』
黒尾「あ。おっきくて、優しい人‥‥いる。」
『ん?』
黒尾「なぁ、四人おっきい奴がいるんだけどな?
まず、一人目が、優しくて実は甘えたいやつ
(俺ね俺。)
二人目が、黒縁メガネのいじわるなやつ
(我らがツッキー。)」