第19章 黒尾鉄朗クン
…
……
私は今どこにいるでしょーーかっ?
そう!
わかりませーんっ☆
田舎者が都会にくるとこうなるのか。
なんか、そわそわするぅ〜っ!!
少し行くと賑やかでっ!!!
うひゃーーっ!!
あ、あれ、かわいいっ!!
あのピンクのくま!!!
はっ!!!
あっちにも!!!
黒尾「おーい。(笑)そわそわしすぎなっ?(笑)」
あ。そうでしたっ!
いま、音駒高校の人とコンビニにむかっている途中です!
知らない土地だから、助かりました…
黒尾「そーいや、名前知らねぇよな?」
『あ。そーいえば、私も自己紹介してなかった気が…』
灰羽「俺は、灰羽リエーフです!!!」
黒尾「俺は黒尾。黒尾鉄朗。特別にてつろーくんってよんでも許してやるよ?ニヤ」
『はうっ、!黒尾さんっ!でっ。』
黒尾「じゃー、俺が君の名前あててみよっか?(笑)」
『??』
黒尾「んー。宮本…」
『?!』
黒尾「あおい。」
彼は少し立ち止まって私の名前を口にした。
なにそれ…
黒尾「…?あれ?違った?(笑)」
『…!いえっ!!黒尾さんっ、て、まほーつかいみたい!!!ですっ。』
黒尾「…はははっ!!お前おもしれぇな(笑)」
灰羽「な、なんでわかったんっすか?!」
黒尾「ナイショっ☆俺は、魔法使いダカラっ☆」
灰羽「ちぇーっ!」
黒尾「はっはっは!まぁ、そーゆーなって!ほれ!コンビニついたぞっ!」
『??』
黒尾「どーした?」
『コンビニって、全国統一なんですねっ?!』
黒尾「え?」
『東京のコンビニって、ビルかと思ってましたっ。』
黒尾「あー、、じゃあ、あれか?夢の国とか、行ったことねぇか?あのー。ディ〇ニーランド」
『ないです。行きたいですっ!』ムーっ
黒尾「じゃあ、魔法使いの鉄朗クンがそれ、おごってあげましょう☆」
そう言うと、私が持っていた、パピコを、ひょいっと、取り上げる。
『あっ。』
灰羽「げ!ずるいです!!俺のもっ!!」
黒尾「ざんねんでしたーー。また今度ですねぇ〜」
灰羽「うげーっ、黒尾さんのけちっ。」
黒尾「ほらよっ。」
『あ、ありがとーございますっ。』