第15章 松川・花巻
お、おっきい…
高層タワーだっ!!!
うひゃぁっ…
上を見上げながら感激していた。
つんっ。
『ひゃあっ、、!』
足元の段差に気付かずつまずいてしまった…
松川「っとーー、、あっぶねぇ。歩くときは前見ろっつーの!」
松川さんが受け止めてくれて…
なんとか…
『う~、、ごめんなさいっ~』
松川「よしっ、いくぞっ。」ポンポンッ
松川さんが頭を軽くポンポンってしてくれて、少し気持ちが軽くなった。
社長「やあっ!まっていたよ!!さぁ、入って!!」
松川「どーもっ。ニコ」
花巻「失礼しますっ♪♪ニコ」
『し、失礼しますっ!』
社長「おやっ?君が最近入った女の子かっ!!」
『っ!!はいっ!宮本と、申しますっ。よろしくお願いしますっ…?』
社長「はっはっはっ!元気だねぇ!私はこの会社の社長をしてます。黒瀬。と、申します。よろしく頼むよっ。まあ、座って座って!」
3人「失礼します…。」ペコ
社長「実はねぇ、松川くんと、花巻くんに見せたいものがあってねぇ!うちの社員が案内するから!ぜひ見てきてくれっ!」
松川「見せたいもの?ですか…??」
社員「はっはっは!それは、見てからのお楽しみってことで!宮本くんだっけか?!君はここに居なさい!君には、会わせたい人がいる!」
『…はいっ!』
人?誰だろう…?
秘書「では、松川様、花巻様はこちらへどうぞ。」
花巻「じゃ、俺らはむこうだから!また後でなっ。」
『…!』ペコっ
…
……
ガチャんっ
…
……
社長「宮本こっちへおいで。」
『??はいっ。』
社長「君は会社のためにどの位頑張れるかいっ?」
『わ、私にできることならなんでも…しますっ!』
社長「はっはっは!頼もしいなぁっ。実はねぇ、うちの会社…いま、お宅の会社と契約をやめて別会社としようか考えているんだよ。」
『…?!えっと…それは…』
社長「君がホントに会社を思うならここで、やってもらわなきゃいけないことがあるんだが…約束できるかね?」
『約束?ですか??』
社長「なーに、一週間に1度ここへ、来てくれればいい!うちの社員に黒尾くんってのが、居るんだがそいつのストレス発散を手伝って欲しいんだよ。難しいことじゃあないだろう?」