第15章 松川・花巻
そして!今に至るっ。
無事に入社しましたっ。
住むところは及川さんが言ってたように
全面補助してくれた。
及川パパ(社長)が建てた高層ビルみたいな…
高級マンションに住ませてもらってる。
夢みたいな暮らし…。
最上階は、及川さんの部屋で
野外プールがあるらしい…
三週間前から本社勤務が決定して
及川さんと一緒に働いている。
なぜか、めでたいことに…
デスクが5つあって…
一番大きい机に及川さん…
そして、及川さんの近くに花巻さんと松川さん…。
端っこの机に私と金田一…
バレー部の延長…。
及川さんはお父さんに似て経営をするのがうまいらしい…
そういえば雑誌にのってたなぁ…
高校の時から人の力を発揮させるのがうまいのはしっていたけど…
すごいな…
及川「なーに、ぽけーって、してんのっ!分かんないことあるなら、聞くっ!わかった?」
『はいっ、すみませんっ。』
松川「おめぇ、かてぇぞ?もっと力抜いて仕事しろよ?無駄に疲れるぞっ!」
花巻「まあ、高校の時の及川とは、違うからついて行くので精一杯ってかんじ?(笑)」
『先輩たちが、想像以上にしっかりしててびっくりしてます。』
松川「なんだとお前~っ(笑)」
及川「まずは、書類の提出期限を絶対に守ること。いい?」
『は、はひぃ、っ、』(噛んだ)
松川「あ、そーいや、45分からマッキーと得意先と打ち合わせなんだけどさ。この間宮本の話したら、会いたがってたぞー。」
…
『えっ?!私っ?』
及川「へぇっ☆いっておいでよっ!」
『え?いいんですかっ?』
及川「うん。勉強だと思っていっておいでー☆」
松川「じゃ、及川と金田一。留守番頼むなっ。」
及川「ほいほーいっ☆」
金田一「ウッス!」
…
……
『どこに行くんですか…?』
松川「ここから車で30分ぐらいのとこ~。」
花巻「俺らの会社ほどではないけど大きな会社で、うちに、結構いろいろ良くしてくれんだよね~。」
『私は何をすれば…』
花巻「んー、ニコニコーって☆相手のじじぃ、イチコロだぜっ、?ニヤ」
『何言ってるんですかっ、もぉっ。緊張してるのに~っ。』
松川「まっ、笑顔忘れなきゃ大丈夫だよ。」
『んーっ。』
花巻「ほらっ!ついたぞっ!」
『…!!!』