第10章 エクストラワン
〈うす〉
《あ、こんばんわです》
〈曲、投稿してくれたんだな、サンキュ〉
《いえいえ、お気に召してくれました?》
〈おう。いい曲だった〉
《おー、それは何より》
〈なあ、grayはまたテレビ出ようとか思わねえのか?〉
《思いませんよー。
在学中の身分ですし、別に有名にもなりたくないですし( ˇωˇ )》
〈・・・ふーん〉
《BLACKrockさんはテレビで楽しくやってますか?》
〈・・・まあ、楽しいな。
おまえさえ良ければ、来るか?〉
《テレビ出ませんてば》
〈違えよ、そうじゃなくて〉
【弁当屋の息子:こんばんわんこー!・・・】
《おっと・・・弁当屋さんきたみたいで》
〈・・・グル移動するぞ。
弁当屋ディスる〉
《程々にww》
個人トーク>>>>グループトーク
《ども(。・ω・)ノ》
〈待ってたよ、グレーちゃんっ!〉
〈弁当屋沈め〉
〈ってヮ(゜д゜)ォ!
えっ、blackも来てくれたの?〉
〈来て悪いかよ〉
〈悪く(ヾノヾノヾノヾノ・ω・`)ジェットストリームナイナーイ〉
《弁当屋さん、またディスられますってw》
〈えっ、ぼくディスられちゃうの!?〉
〈マジでやめろ。グルでもリアルでもそのテンションとかうぜぇ〉
〈弁当屋しょんぼり(・ω・`)〉
《お二人とも仲良しですねー。
確か、仕事一緒の時もあるんでしたよね?》
〈仲良くねえ。
・・・まあ、弁当屋とは割と一緒になるな〉
〈うんうん!
blackもそうだけど、indigoと伯爵も何気に一緒の仕事が多かったりするかなー〉
《なんか微笑ましいですねw
いっそのこと4人でユニット組んでみては?》
〈断る〉
〈ちょ、black即答!?〉
〈indigoとは組んでもいいとして、弁当屋と伯爵サマと組むのなんざ出来るか〉
〈(・ω・`(・ω・`(・ω・`)〉
《断言ww》
〈でも〉
《?》
〈grayとなら、組んでみてえ〉
《え》
〈〉
《・・・いやいやいや、そんな恐れ多いですって。BLACKrockさんはプロですしテレビ慣れしてますけど、私は素人ですよ?
と言うかなぜに唐突・・・?》
〈〉
〈grayだからだ〉
《・・・え?》
《あ》
《う》
《寝落ちします!!ノシシ》