第2章 初めての奪還依頼
ー同刻ー
ー海軍本部ー
ガープ
「何!?朔哉がいなくなったじゃと!?」
海兵
「昨日の夜から姿が見えません。」
ガープ
「そんなに怒っとるのか?」
海兵
「何かあったんですか?」
ガープ
「朔哉のケーキ食べた事…。」
海兵
「……それはガープ中将が悪いかと…。」
(朔哉少将は海兵の間では知らない人はいない程の甘党ですし…。)
ガープ
「だからって家出せんでも…。」
海兵
「違うと思いますが…。」
ガープ
「よし!捜索願いの準備じゃ!」
海兵
「…捜索願い…ですか?」
ガープ
「捜索願いと言う名の手配書に決まっとる!あ、写真はこれを使え。」
海兵
「………あの。」
ガープ
「なんじゃ?」
海兵
「本当にこの写真でいいのですか?」
ガープ
「いいから早くせんか!」
海兵
「はっ!!」
後にその手配書が世界中で“別の意味で”騒がれる事をまだ誰も知らない。