第44章 メイド・イン・ラブ Ⅲ
「……、っ……!」
秀星くんは、メイド服のスカートをたくし上げると、そのまま勢いよく自身を私に挿入した。突然の圧迫感に、痛みが走る。指で慣らされてもいなかったアソコは、突然入ってきた秀星くんに驚いているのかもしれない。それでも、そんな痛みよりも、秀星くんが私の奥深くまで触れてくれる――――そのことが嬉しい。
秀星くんは、そのまま律動を開始した。もしかしたら、秀星くんにも余裕が無かったのかもしれない。
「―――――っ、……あんっ、……ひゃ、……うっ、ああ……!」
我慢しようとしても、もう無理。あまりの衝撃に、それまで体重を支えていた両腕が、がくがくと震えて、ついには崩れた。だから今は、お尻だけが高くなっている妙な体勢。秀星くんは、そんなことはお構いなしといった具合に、律動を続けている。私の躰は、時々ビクンとなって、どんどん力が抜けていく。頭の中はもう、ほとんど真っ白。
やがて秀星くんの躰の動きも止まって、そのまま秀星くんのモノも、ずるりと抜かれた。私の躰から完全に力が抜けて、そのままずるりと、ベッドに横になった。もう、お尻を突き出すだけの力も残っていない。私はベッドの上で、力なくも忙しなく呼吸を繰り返している。
「ぁ……はぁ……、はぁ……、しゅ、しゅうせ、くん……?」
「はぁ……、悠里ちゃ、ごめ……。」