第44章 メイド・イン・ラブ Ⅲ
「しゅ、しゅうせ、くん……。」
もう限界。秀星くんが欲しい。欲しくてたまらない。
「脱がせて……!もう、こんな……!」
メイド服は、私の汗で肌に張り付いて、何とも気持ち悪い感触。
「はぁ……、はぁ……。悠里ちゃん……!」
秀星くんは、メイド服のホックに手を掛けたけど、それだけで動かない。そして、そこからまた手を離した。
「はぁ……、はぁ……、しゅ、しゅーせ、……くん……?」
「やっぱ、着たままで……!」
秀星くんはそれだけ言うと、スカートの中に手を入れて、パンツだけを引きずりおろした。濡れたアソコが直接外気に触れ、ひんやりとした。
「悠里ちゃん……、パンツぐしょぐしょ……。」
「い、言わないで……!」
自分でも分かっていた。私は、秀星くんが欲しくて欲しくて、堪らない。
秀星くんは、ふっと笑うと、自らの指を再びスカートの中へ滑り込ませた。秀星くんが私のアソコに触れるたびに、くちゅ、くちゅ、と卑猥な音がした。
「悠里ちゃん、エロい……。」
自覚はあるので、言わないでほしい。
それでも、秀星くんにアソコの突起を弄られると、自分の声じゃないみたいな、甲高い声が漏れる。抑えようとしても、もう抑え方も分からない。何度も執拗に弄られれば、もう脳まで蕩けそう。理性が溶解していく感覚。―――――アツイ。アツくて仕方がない。躰の中の熱が暴れ出しそう。
「しゅ、しゅうせ、――――く……!」
「ん……、悠里、ちゃん……、四つん這い、できる……?」
「ぅ……、ぇ……?」
普段なら、恥ずかしいから絶対拒否だけど。もう、理性が融けだした私は、躰中が熱くてもうどうしようもない私は―――――――――秀星くんに触れてほしい一心で、言われた通りベッドの上で四つ這いになった。
「――――っ、悠里ちゃん……!」
秀星くんは、切羽詰まったような声で私を呼ぶ。腰を引かれて、今の私は秀星くんにお尻を向けているような体勢。いくらメイド服を着ていて、お尻はスカートで隠れているとはいえ、とんでもなく恥ずかしい姿勢。