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シャングリラ  【サイコパスR18】

第41章 溺れる夜


「悠里ちゃん、かわいい。」
 やわやわと、私の胸を触りながら、秀星くんが呟く。恥ずかしいけど、こんなにも嬉しい。秀星くんが……、私に触れてくれてることが、何よりも。
「ぅ、……、ぁ、ゃ、ぁ……っ」
 ちゅ、と秀星くんが私の胸にキスを落としてくる。最初は、ゆるゆるとした動きだったけど、その動きが次第に激しい、官能的なものへと変わっていく。

―――――ちゅ、ぴちゃ、くちゅ
「ひゃ、きゃぁ―――――!ん、っく、ぁ……!」
 胸の突起物を強く吸われるたびに、どうしようもない声が溢れだしてしまう。もう、私の声じゃないみたい。秀星くんは、そんな私の反応を、時々顔を上げて確かめながら、愛撫を続けている。
「しゅ、せい、く……、だめ……、も、もう、わた、わたし……!」
 それでも、秀星くんは構うことなく、愛撫を続ける。もう、頭の中が融けそう。
「うん……、いいよ。」
 秀星くんが、愛撫の手を止めた。これはこれで物足りない気もするけど、ここで一旦、息を整え―――――
「――――きゃ、ぁぁん!?ちょ、しゅ、せー……ん!?は、ぁ……!?」
 秀星くんは、私の胸を愛撫しながら、指でクリトリスを愛撫してきた。秘所を弄(いじ)られる度に、体の中を電気が駆け巡る。数度指を動かされただけで、私のナカから、とろりとしたものが溢れてくるのを感じた。
「悠里ちゃん……!」
 ああ、もう。もう、いい。早く……、私は、早く、秀星くんが……、秀星くんが、欲しい。
「しゅ……、せ、く……」
「ん……」
 秀星くんが返事をくれる。でも、手は止めない。
 もう、私は待てない。早く、秀星くんが欲しい。
 私の、いちばん深いところに、触れてほしい。
「ぁ……、も、う、……。欲し、いの……。」
「……へ?」
 秀星くんは、およそ行為中とは思えないぐらいに素っ頓狂な声をあげた。同時に、胸とクリトリスへの愛撫が止まった。
「え?ちょ……?っ、悠里、ちゃん?」
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