第26章 クリスマスの白
「―――――――っ!い、ぁ……!!」
私が返事をする前に、秀星くんの指が、私のナカ入ってきた。中でもぞもぞと動くのが分かって、変な感じ……。それに、ところどころ、擦れてビクンとなってしまう。
「ん、ひゃ……、ぁ……。」
「っは、……、悠里ちゃんのナカ、あっつ……。」
秀星くんに直に触られて、私のナカからトロトロとした液が流れていくのだって、止められない。
「……、悠里ちゃん、もう、俺……、はぁ……はぁ……。……限界。もう、イれてい?」
優しく囁いてくれた秀星くんだけど、切羽詰まっていた。もう、私だって限界。秀星くんが欲しくて、堪らない。私のハジメテ、秀星くんじゃなきゃ嫌だ。お願いです、秀星くん。私、もっと秀星くんを、深い部分で感じたいです。もっと、触れていたいです。秀星くんに近づきたいです。
「うん……!」
恐怖なんて、秀星くんに触ってもらいたいっていう気持ちが、とっくに追い越してしまっていた。そりゃ、痛いのかな、とか、血が出たりするのかな、なんて不安はあるけど、秀星くんともっと深い部分で感じられるかもしれないことの方が、もう私にとっては大切になっている。
カチャカチャと、ベルトを外す音。追って、衣擦れの音。タンクトップは、いつの間にかなくなっていた。
私は、両足を秀星くんに固定されて、とんでもなく恥ずかしい体勢。でも、もうそれだって、いい。
「悠里ちゃん、いい?」
私は、軽く目を瞑った。涙がつーっと、自分の顔に流れて落ちていくのを感じた。もう、何の涙なのか分からないぐらいに、私の感情はめちゃくちゃ。でも、それでいい。秀星くんが、こんなに近くにいて、私に触れていてくれるから。
「……。」
ぬるり、としたものが私の秘所に触れた。