第26章 クリスマスの白
「んっ……。だって……、その、か、仮にも女の私が、そういうことを口にするのって、その……。」
これ以上は、言葉が続かなかった。でも、秀星くんには伝わったみたいで。
「そんなん、俺は気になんないよ。寧ろ、悠里ちゃんも言ってくれなきゃ、俺ばっか悠里ちゃんにがっついてるみたいじゃん。」
言いながら、秀星くんは私のブラジャーを外して、胸を舐め始めた。もう、私は胸が弱いって、分かられていて、私は迫りくる快感に、小さく声を漏らしながら耐えるしかなかった。
「がっ……ついてんの、は、本当……、でしょ……っ!」
言い返しはしたものの、もう秀星くんから返事が返ってくることは無かった。代わりに、パンツも完全に脱がされて、私はとうとう一糸まとわぬ姿を、秀星くんに晒してしまった。一方の秀星くんは、まだ上はタンクトップ姿で、下はズボンもしっかり着ている。私ばっかり、秀星くんに脱がされていて、悔しい気もするけど、それ以上に私が秀星くんに与えられる快感でいっぱいになっている。
「悠里ちゃん、可愛い……。」
私は、恥ずかしくて、融けてなくなりそうです。
「も……、見ない……で……」
肩で息をしながら、私が口にできることは、それぐらいだった。
「それは、無理……、かな~……?」
相変わらず、秀星くんの息だって荒かった。
「ね、もうちょっと、シてもいい?」
「え……?」