第26章 クリスマスの白
秀星くんに下着姿を見られるのは初めてじゃないけれど、恥ずかしさが込み上げてくる。慌てて両腕で胸の辺りを隠したけれど、秀星くんはお構いなしと言わんばかりに、私のお腹や胸にキスを落としてきた。
「俺が悠里ちゃんを気持ちよくすれば、触ってもいいんでしょ?」
秀星くんの唇が、私に触れるたびに、私の中で何かがウズウズして、それがどんどん躰に広がっていく。
「ね、手、どかしてよ?」
秀星くんは言うけど、私は恥ずかしくて、すぐにどかせなくて。少し躊躇っていると、秀星くんは、「じゃあこっち脱がすからいいや」と呟いた。
「え?」
私の腰から、ワンピースとキャミソールが一気に擦り下げられて取り払われてしまった。当然、私の下半身は、下着と丈の短いスパッツだけになるわけで。
「何、コレ?」
「お腹回り……、冷えるから……。」
「ふーん……。」
秀星くんは、短く呟くと、スパッツも擦り下げた。
「ちょ……!」
何とか、パンツだけは手で押さえたけど、スパッツはなくなってしまって、私はブラジャーとパンツだけになってしまった。
「悠里ちゃんが上隠してばっかだから、今日はこっちすんね?」
言うやいなや、秀星くんは私の足を軽く開かせた。それだけで、私は恥ずかしくて恥ずかしくて。まるで、高熱でも出てるみたいに、躰じゅうが熱くなっていく。それに、理由もよくわからないけど、涙も出てきた。
「しゅ、しゅう、せい、くん……?」
「――――――ん……。」
「――――ひゃあっ!?や、きゃ、ああぁぁぁ!?」
秀星くんは、パンツの上から、私の敏感な部分を擦りあげてきた。突然の刺激に、私は声をあげて、身じろぎすることしかできない。
「きゃ、あ……ぁ……、しゅ、しゅうせぇ、くん……?」