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シャングリラ  【サイコパスR18】

第23章 ゲーム・パニック Ⅱ


 衝撃に、生理的に涙を流す秀星くん。狡噛さんは、そんなことはお構いなしとばかりに、律動を開始する。

「っぁ、……っぁ、……あぁ……!」
 それに合わせるかのように、秀星くんが甲高い声をあげる。
「っく、……ふ、……は……!」
 狡噛さんも、迫りくる快感を押しとどめることができずに、殺しきれなかった快感を、声として漏らしてしまう。
 秀星くんの寝室は、妖艶な声で塗りつぶされる。狡噛さんの律動はいよいよ速度を増す。

「……、縢……!」
「コウちゃん……!」
 お互い、余裕のない声。

「どうだ、縢、イイか――――――!?」
「うん、コウちゃん……」

 そして、狡噛さんはついに、秀星くんのナカに、自らの欲望を解放する。秀星くんは、必死に酸素を求めて喘ぎながらも、それを少しも零さずに受け止めた――――――――






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