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薄桜鬼~いと小さき君の為に~

第6章 愛しすぎている~風間千景編~


「んんっ……」

私の唇は千景の唇に塞がれ、乳房は大きな手に揉み拉かれる。

先端の突起を指先でこりこりと弄られれば、また身体が熱を帯びてびくびくと反応してしまった。

「あっっ……ん…」

「可愛い女だな……お前は。」

そう言って笑った千景の舌は指先で弄っていた突起を転がし、その指先は素早く秘裂へと移動した。

僅かに差し込まれた指先がくちゅくちゅと入り口を擽り、乳房には花弁のような紅い跡が散らされていく。

先程の強制的に与えられた快感とはまるで違う、その何処までも柔らかく優しい愛撫に翻弄されてしまう。

「ち……かげ……」

もどかしさに耐えられず、泣きそうな声で名前を呼んだ。

「……どうした?」

もう限界まで膨らんだ突起を吸い上げながら、千景は探るような視線で私を見上げる。

「も……欲しい……よ。」

「何が欲しい?」

「……うっ…………ん……」

「言わねばずっと…このまま続けるぞ。」

上り詰めそうになれば、はぐらかされ……

はぐらかされたと思えば、また追い込む。

繰り返される絶妙な刺激に、もう壊れてしまいそうだ。

「千景が……欲しい。
 お願い。
 私の中に……千景を…っっ」

最後はもう叫んでいた。

羞恥はあったが、それを上回る欲望に勝てる筈も無かった。

「良い子だ。」

千景は殊更満足そうに微笑んだ。

その笑顔にすら私の下半身は疼き、とろりと愛液が溢れ出す。

それに気付かれるのが恥ずかしくて太股を擦り合わせると

「何をしている?
 俺が欲しいのならば脚を開け。」

千景の艷めかしい声が響いた。

千景の手で私を開脚させる事など容易な筈なのに、わざと私自身が自分からそうするように仕向ける千景の遣り方に一瞬困惑を感じたけど……

それでも私の両脚は、千景を求めるままに左右に大きく開いてしまった。

「ふん……愛い奴だ。
 では……くれてやろうな。」
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