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喫茶∞へようこそ

第13章 嵐の前触れ


トントンッ

チーフ「はい」

「です。チーフ、いいですか??」

チーフ「どうぞ」

ガチャッ

「失礼します」

チーフ「忙しいから、手短にな」

「はい。あのホールの飴細工なんですが」

チーフ「あれか??今回、残念だったな」

「残念って言うか…あれは私の作品です。どうして花鳥さんの名前になってるんですか??」

チーフ「何を言ってるんだ。提出されたときから花鳥の名前だったが??」

「あれは私の作品です。名前を戻してください‼」

チーフ「自分のものと言う証拠はあるのか??」

「証拠…」

チーフ「証拠があれば別の話だが」

「……」

チーフ「話しはそれだけか??終わったんだったらサッサと仕事に戻れ」

「…はい」

ガチャン




「あいつ、今までそんなことばっかりしてたんやないか??」

「それなのに、よく働いてられるよな」

風月「みなさん、そんなこといわないでください。ちょっと魔が差しただけかもしれないですし」

「魔が差しても、盗作はアカンやろ」

「花鳥は優しいなあ」

「それに比べて…」

「……」

「サッサと辞めてくれんかな」

「空気が悪くなってしかたないわ」

「あんなやつの下で働くなんて耐えられんわ」

「……」

花鳥「(妖笑)」
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