第8章 引っ越し
ドタドタ…
「帰ってきたかな」
渋「ちゃん、ただいま~」
「おかえり~‼遅かったけど…たっちょんの家って遠いの??」
安「そない遠くないで。荷物が多かってん」
「調理器具??」
大「せやで~」
村「今あるやつ使ったらエエのに」
大「使いなれてる方がええの」
「それはあるかも。特に包丁1つで味変わるって言うしね」
渋「そうなん??」
大「せやで~。やっぱりちゃんは分かってくれた~」
「??」
大「この4人、何回説明しても分かってくれへんかってん」
「それは仕方ないよ…」
村「サッサとたつの荷物運ぶで‼」
大「は~い」
「私も手伝うよ‼」
ドサッドサッ
渋「おーくら、荷物多すぎや‼ここに亮も来んねんで」
安「片付けてないと亮キレんで」
大「それはムリーー‼亮ちゃん来るまでに絶対片付ける‼」
横「…まあ、がんばっ」
「あっ‼そうだ‼」
渋「どしたん??」
「今日から、よろしくお願いします」
村「改まってどないしたん??」
「だって、最近知り合った私を仲間って言ってくれて、今日から住ませてもらうわけやし…」
横「ちゃん、それはこっちのセリフやで。先の見えないこの店を一生懸命変えてくれようとしてくれて、分かった上で一緒におってくれるんやから」
渋「せやで。また新たに始められるのは、ちゃんやヤス、おーくら、丸、亮…みんなのおかげなんやから」
村「こっちこそ、今日からよろしくお願いします」
大「俺も、今日からよろしくお願いします」
村「おー。すばる、一気に大家族やな」
渋「せやな(笑)」
安「俺だけ仲間はずれや~ん‼よこちょ、早く引っ越しさせて‼」
横「分かった分かった‼」
渋村大「(笑)」
渋「おーくらの部屋はあとは自分で片付けるやろうから…ヒナ、腹へったわー」
村「もうそんな時間か??」
横「おーくらの部屋出るときにちょうど昼ぐらいやったからな」
村「ヨッシャ‼今日は、ナポリタン作ったるわ」
安大「やったー‼」