第1章 出逢い
渋「アヂ~‼そもそも、人が歩いてへんやん」
?「渋やんやん‼」
渋「あ゛??」
?「そんなこんなところでなにしてるん??」
渋「ヤスやん‼お前こそ、どないしてん??」
安「俺、この近くにすんでんねん。言ってなかった??」
渋「聞いてへんわ…」
安「そうやっけ~??それより、なにしてるん??」
渋「見てわかれへん??ビラ配り」
安「いやいや…配ってへんやん」
渋「さっき頑張った」
安「(笑)」
「やっと追い付いた‼」
渋「…誰??」
安「幼馴染みの。、渋やん」
「章大、紹介するならちゃんとして。はじめまして。 です」
渋「…渋谷すばる」
安「ごめんなぁ。渋やん、かなりの人見知りやねん」
「大丈夫。私もそんな感じやし」
渋「ヤス、そろそろ限界やから店に戻るねんけど…来るか??」
安「マジで??行く‼も行くやろ??」
「いいんですか??」
渋「ヤスの知り合いやろ??エエで」
安「行こ行こ‼」
カランカランッ
渋「ただいま~」
村「お帰り‼早かったんやない??」
渋「お客さん連れてきた」
村「は!?!?ヤスやん」
安「信ちゃんやん‼久しぶりやね」
村「ホンマやね。…こちらは??」
「 です。章大の幼馴染みです」
村「そうなんや。村上信五です。そんなとこ立ってんと、どこでも座り」
安「は~い」
村「なんにする??」
安「レーコー2つ」
村「は~い」
コポコポ…
「いい匂い。本格的に淹れてるんだね」
村「せやで。喫茶店でバイトしてたときに教えてもらってん」
安「渋やんもできるん??」
渋「できるはず」
村「(笑)やったことないやん。レーコー2つお待たせ。ちゃん、甘いもん食べれる??」
「あっ…はい」
村「やったら、これサービス」
安「プリンやん‼俺も‼」
村「分かった分かった」