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喫茶∞へようこそ

第1章 出逢い


渋「暇や~」

バシッ
村「暇なら、横が作ってくれたビラでも配ってこいや」

渋「この暑い中、俺にビラ配りしろと??」

村「なら、横手伝いにいくか??」

渋「どこいってん??」

村「じぃちゃん所に手伝いに行った」

渋「ご苦労様です」

村「ご苦労様ちゃうわ‼今日はすばるの番やったのに、なかなか起きひんかったからやろ」

渋「昨日、遅くまでゲームしとってん」

村「ええかげんやめや。そんなんやから、規則正しい生活できんのんやろ」

渋「横もやん」

村「横はちゃんと起きてきてるわ」

渋「ムーリー」

バシッ
村「無理ちゃう‼ビラ配りするか、店の手伝いせえ‼」


カランカランッ

横「ただいま~」

渋村「お帰り~」

村「また、たくさんもらったんやな」

横「今年は豊作みたいで、余ってるから持って行きって」

渋「相変わらず太っ腹やな」

横「ありがたいことやで」

村「ホンマやな。そういえば横、昨日のこと何か思い付いたか??」

横「まったく。こんな状況でバイト雇ってもバイト代だせへんし…」

渋「どないするん??」

横「とりあえず、この喫茶店がやってるっていうことを知ってもらうことから始めなあかんけど…」

村「やっぱりビラ配りか??」

渋「前からやってるやん」

横「すばる、ちゃんと配ってるか??」

渋「どういうことや??」

横「人見知りの癖に、ビラなんか配れてるんかってことや」

渋「…ちゃんとやってるわ‼」

村「なんや今の間」

渋「なんやねん‼だったら、横やヒナがしたらええやん‼」

村「行ってもエエけど、誰かきたときにちゃんと店のことできるんか??」

渋「う゛っ…」

横「とにかく‼このままやと、ホンマにアカンから真剣に考えてくれや」

渋村「は~い」
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