第6章 全員集合
カチャンッ
横渋村丸安錦大「カンパ~イ‼」
渋「やっぱり、働いたあとのビールはうまいわぁ~‼」
横「みんな、ありがとうな」
丸「お安い御用だい‼」
大「ハッハー(笑)」
錦「外は綺麗になったけど、中はあのまんまなん??」
村「中を変えるには倍以上の金かかるやん。今は、ムリやな…」
横「今すぐに全部変えんくても、追々やってったらええんちゃう??」
安「明日はどうするん??」
渋「今日オーバーワークやったから、明日はムリやで」
村「せやなぁ…ちゃんもしんどかったやろ」
「意外に大丈夫かも」
横「あと、さっき丸に言われて気付いたんやけど…ちゃんのスィーツとヒナのコーヒーだけやったらまずいよな」
渋「ヒナ、何か作れるんちゃうの??」
村「作れるのは作れるけど、バリエーションが少なすぎるわ」
大「……俺、手伝おうか??」
横「えっ??」
大「実は友達と共同で店やっててんけど、最近、価値観が合わんくなってきて、ケンカして辞めてん」
丸「無職なん??」
大「せやで~。午前中、道具を全部取りに行ってたから来れんかってん」
渋「普通にお店に出せるぐらいは作れるってことやんな??」
大「せやね」
横「…いつ、給料払えるようになるか分からへんで」
村「横??」
大「かまへんよ。ただし、お願いがあんねんけど…」
村「お願い??」
大「ここに住ませてくれへん??」
横「すばる、どうする??」
渋「…知らん仲やないし、ちゃんと働いてくれるんやったらかまへんのんちゃう??部屋、あまっとるし」
横「ヒナは??」
村「すばるがエエんやったらエエで」
横「おーくら、しっかり働けよ」
大「やったー‼」
丸安錦「セコいわー‼‼」
安「俺もここで働きたい‼」
錦「なんでこいつだけやねん‼」
丸「仲間にいれて~や‼」
村「ヤイのヤイの言うなや」
横「今、全員雇えるほど力ないねん」
安「俺らもここに住みたい‼」
錦「ちゃんと働くから‼」
丸「どうにもならへんの??」
丸安錦「すばるく~ん‼‼」