第6章 全員集合
大「ここって、お化け屋敷って呼ばれてたやんな??」
村「せやで。最初にすばるのじぃちゃんの持ち物やって聞いたとき、俺らもビックリしてん」
安「ずっと3人で営業はしてたんやろ??」
横「おん。最初の頃はチラホラいたんやけど、だんだんとな…」
丸「やったら、なんでこんなこと始めたん??」
村「たまたますばるがヤスに声かけられて、ヤスとちゃんを店に連れてきてからやな」
横「せっかくのチャンスやからって思ってん」
安「、ここで働くんやで」
錦大「そうなん!?!?」
村「せやで。パティシエとしてな」
大「えぇな~」
錦「すばるくんとか、大丈夫なん??」
横「どういう意味??」
錦「やって、人見知りやん」
村「最初はそうやってんけど、今はあっこで仲良くペンキ塗りしてるぐらいやし」
横「まぁ、そこはクリアしてるんちゃう??」
丸「スィーツと、何だすん??」
村「コーヒーと…そこまで考えてへんかったなぁ」
横「せやなぁ…ヒナの軽食も限界があるよな」
横村「……」
大「横山くん、村上くん、後で相談したいことがあんねんけど」
横「??分かった」
渋「壁、終わったか~??」
村「終わったで~‼」
渋「亮~、ドアのペンキ乾いてんけど取り付けてくれへん??」
錦「今行く‼すばるくん、ドア近くまで運んどいて‼」
渋「そんなサービスはしておりませ~ん‼」
村「すばる‼」
錦「ごめんけど、横山くんか村上くん手伝ってくれへん??」
横「俺行くわ」
ガチャンッ
錦「これでOK」
村「壁も終わったで」
丸「いい感じになったやんか」
渋「ほんま、昨日までとは大違いやな」
横「ヤス、ありがとな」
安「いいぇ~♪白ペンキってまだ残ってる??」
渋「1/4ぐらい残ってるんちゃうかな??」
安「なぁ、せっかくやからみんなの手形付けへん??」
村「どこに??」
安「壁の下の方かなぁ。渋やん、どうかな??」
渋「…ええんちゃう??横とヒナは??」
横「手形ぐらい、ええんちゃう??」
村「そんなにベタベタ付けへんのやろ??」
安「やりすぎたら、また塗らなあかんやん」
渋「ちょっとぐらいならええやろ。ほらっ、手出せ‼」
ペタペタッ…
安「やっぱりええ感じ」
横「みんな、ありがとな」