第4章 夢が現実に
☆脚立組☆
渋「ヒナー‼せっかくちゃんと仲良くなるチャンスやったんに‼」
村「そんなん、いつでも仲良くなれるやろ」
渋「あいつら来たら、絶対ちゃんと仲良くなろうとするやん。特に亮‼」
横「どっくんだけか??」
渋「丸とおーくら…あり得るやろ」
村「(笑)」
渋「せやから、あいつらに会う前に少しでも仲良くなろうと思ってたんに」
横「そう言うことは、よく閃くんやな(笑)」
渋「当たり前やろ。それに…」
横「ん??」
渋「ちゃん、なんか俺と同じような感じがすんねん」
横「同じ感じ??」
渋「おん。なんか、人と少し距離を置いてると言うか、ある程度の距離を保って人と接してる気がすんねん」
村「…なら、なんでここで働こうときめたん??」
渋「そんなん、ちゃんやないから知らんわ」
横「例えそうやとしたら、何か変わろうとしてるんちゃう??」
村「変わる??」
渋「そんなん、自分の中にある何かやろ。俺らやって、人には言えん闇ってあるやろ」
村「闇…」
渋「人はいつでもその闇と戦ってて、それを乗り越えられたときに人は変われんねん」
横村「……」
渋「ちゃんが変わりたいと願うんやったら、それの手助けしてもええんちゃうかなって思ってんねん」
横「それは、いい意味で??」
渋「他に、どんな意味があんねん」
村「すばるがそんなん考えてるってことは、なんか裏があるんやろ??」
渋「なっ…おまっ…‼」
横「核心つかれたか??」
渋「そんなわけないやろー‼」
横村「(笑)」
村「そろそろ俺らも、行こか」
横「せやなぁ。はよせな帰ってきてまうし」
渋「ヤスからメールきてんで」
横「はっ??」
村「アイツ、アホやろ(笑)」
横渋「(笑)」