第4章 夢が現実に
☆ペンキ組☆
安「丸と、亮と、おーくら、ついでに渋やん、よこちょ、信ちゃん、…明日、明後日で渋やん達のお店のペンキ塗りするんやけど、手伝いにけぇへん??…送信っと」
「私らにはメールいらなくない??しかも、ついでって…」
安「みんな、これで忘れんやろ」
「章大やないんやから…。丸ちゃんは知ってるけど、2人ははじめましてやんね??」
安「せやなぁ。でも、いいやつらやで」
「仲良くなれるかな??」
安「おーくらとか、すぐちゃうかな??」
♪~♪~
安「丸は来るんやて」
「丸ちゃん、返信はやっ」
安「それより、あの3人と仲良くやれそう??」
「うん。みんな、いい人たちだよね」
安「正直、がやるって言ったとき心配やってん」
「…私も、変わらなきゃって思ってたんだよ。章大がいつもそのきっかけを作ってくれてるから、ホントに感謝してる」
安「ムリする必要はないねんで」
「ムリしてないやん」
安「まぁ、ムリしてたら渋やんにすぐバレるから」
「えっ??」
安「あの3人の中で渋やんが一番繊細やねん。やから、少しの変化でもすぐに気付いてしまうねん」
「……」
安「やからこそ、渋やんにはよこちょと信ちゃんが必要やねん」
「私に章大が必要なように??」
安「必要やと思ってくれてるんや(笑)」
「大切な幼馴染みやもん。それに…」
安「それに??」
「…それに、いつも私を助けてくれる」
安「(笑)」
「(笑)」
安「着いたで‼早く必要なもん買って帰ろ(笑)」
「せやね(笑)」