第4章 夢が現実に
安「やっぱり、白とかがいいんやない??」
村「そうかぁ??」
「建物の雰囲気からして白やない気がする」
安「せやったら、虹色??」
村「なんでやねん‼」
バシッ
安「痛いやんかぁ~」
ガチャッ
渋「朝からうっさいなぁ…」
安「渋やん、おはよー」
「おはようございます」
村「おそよー」
渋「そないに遅ないやん」
村「みんな、もっと早よから起きてたわ」
横「すばるがあまりにも起きてこんから、なんやヤスがおかしなってんで」
安「よこちょ…俺は普通やで」
横「真顔で言うことちゃうし、普通ちゃうやん(笑)」
渋「朝からみんな集まってなに話してたん??」
「外装、何色にしようかって」
安「白か虹色よくない??」
渋「…この家に白か虹色??……却下」
安「なんでぇ~??」
渋「ちゃんは、何色がええと思う??」
「う~ん…落ち着いた色の方がいいかなぁ」
村「ちゃんに1票」
横「俺も」
渋「そうなるよな」
安「…やったら、ドア白にせぇへん??」
「それやったら可愛いかもね‼」
村「…全然イメージわけへんわ…」
安「黒より、茶色っぽくした方がよくない??」
横「焦げ茶の壁に白いドア…ええんちゃう??」
渋「どの辺まで塗るん??」
安「とりあえず、1階の屋根まで??」
渋「そんなに!?!?」
安「中途半端にしたら、変やん」
横「…せやなぁ。塗るんやったら屋根までやな」
村「脚立かりて来なあかんやんな」
横「じぃちゃんの所にあるんちゃう??」
村「脚立かりに行くのとペンキ買いに行くので、分かれようか」
渋「俺、ペンキ‼」
村「…俺ら3人で脚立かりてくるわ」
渋「なんでやねん‼」
バシッ
村「ヤスやちゃんがじぃちゃんの所に行ったらビックリするやろ」
横「せやなぁ…その方がエエかもしれんな」
渋「……」
安「(汗)し…渋やんもペンキ買いにいく??」
村「ヤス‼」
安「(苦笑)、行こか。…あっ‼みんなにメールしておくなぁ。明日・明後日でええ??」
横「ええで」
安「行ってきま~す」
横渋村「いってらっしゃ~い」
カランカランッ