第10章 爆弾で先頭集団
ドーーン!!
強烈な凄まじい音と爆発が地下を襲った。
幻覚を見ていたレオリオも我に返る。
私たちは、爆風により吹っ飛ばされ、見事、着地する。
「確かに、手っ取り早い方法だが、なんとも荒っぽい」
私は、笑みを浮かべた。
すると、レオリオが起き上がった。
ゴンがこれまでのことをレオリオに説明する。
「説明中、悪いんだけど、時間ないわよ」
私は、ゴンの説明を中断させた。
「あ!お前ら!!」
私たちの存在に気付いたようだ。
そして、私たちのことについて、ゴンが紹介した。
「じゃ、行くわよ!キルア!」
そして、爆弾を投げる。
ドーーン!!
爆発が起き、またもや吹っ飛ばされる。
そして、私たちは、最前列へと躍り出た。
どうやら、成功したようだ。
ザワザワ
私たちは、皆の注目を浴びる。
ダッ!
レオリオが走り出し、トンパの胸ぐらをつかんだ。
…が、結局、ゴンとクラピカに止められたようだ。
そして、私たちは、走り出した。