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△ Campus Life

第8章 Precious


最後の1人になるまでじゃんけんするものだと思っていた私は、いつも私を女の子扱いしないニノ君がサラッと「女の子」発言したことに驚いていた。

ニノ君はカバンからお財布を抜き出すとズボンのポケットに突っ込み、「さっさと行きましょ。」と携帯のフラッシュを焚いて歩き出した。
翔君は「いってらっしゃい」と手を振りながら1人で最後の一つの打ち上げ花火に火をつけていた。
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