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勘弁してくれ。

第1章 私の近況報告





「えーと、これから、約3カ月間だけ臨時として、

君達の担当上忍になることになったから。


よろしくネ。



えーと、とりあえず、そこの子、起こしてもらえる?」








カカシ先生が何かを話し始めたが、

私は、原作に巻き込まれつつあるのではないかという恐怖と混乱で、何も頭に入ってこなかった。





とりあえず、落ち着こう。

うむ。


よく考えれば、たった3カ月や。うん。

ナルトが何歳から下忍になったか覚えてないけど、

ここにカカシ先生がいるってことは、

まだ、ナルト世代は下忍になってないってことだ。


うむ。







いけるな。



そう、私が心の中で結論を出して、
目を輝かせながら顔を上げた時、












目の前に、うずまきナルトとかいう主人公がいました。





なんでや。









私が、目を白黒させてると、


目の前のオレンジ色の少年が、ニカっと笑いながら言った。




「俺は、うづまきナルトだってばよ。


将来の夢は、火影になることっ!


まだ、下忍になったばっかだけどよ、


これから3カ月、よろしくだってばよ!」



オレンジ色の少年の隣には、ピンク頭の女の子と、

目つきの悪い黒髪の男の子がいた。









おい。
誰や。さっき、ナルトはまだ下忍になってないとか言ったやつ。




なってたよ!てか、思いっきり原作にはいってるよ!




どうやら、私が心の中で
あれやこれやと思い悩んでる間にされてた説明は、
とても大事なことだったようだ。








それは、つまり、
カカシ先生は、既にナルトたち第7班の担当上忍である。
しかし、私達の臨時の先生を上忍から新たにつかせるほど、上忍に余裕がなかった。


だから、3カ月だけだし、
その間は、私達と、ナルト達の班合同でカカシ先生指導のもと、任務をおこなっていくことになった、、、、、


らしい。




え?





え?え?





だめだよ!


波の国で私なんてあの世行きだよ!



おい。
なんなんだこの状況は。
ほんと
勘弁してくれ。




私の目は、一層死んだ。














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