第1章 私の近況報告
こんな重苦しい雰囲気の中、
臨時の先生がやってきた。
「いやー。おくれてごめんネ。
実は、人生という名の道に迷って、、、」
へらりと笑う顔と、銀色の髪を見た瞬間、
私の目は死んだ。
そう。
臨時の先生とは、あのかの有名なカカシ先生だったのである。
何でこうなった。
ガッテム。
てか、木の葉の英雄が問題事押し付けられてるのはどういうことだ。
己がもってる名声と力を振りかざして、断れや。
てか、カカシ先生が臨時とはいえ担当上忍て。
私ら三人とも絶対忍者やめさせられるやろ。
協力なんて言葉、私はともかく、
蓮くんとスバル君の頭の中の辞書には、載ってませんよ。絶対。
うん。
これは、あれやな。
本格的に今後の身の振り方について考えたほうがいいな。
死んだ目をした私。
爆睡してる蓮くん。
どこか遠くを見つめるスバル君。
へらへらしてるカカシ先生。
それはもう、地獄絵図ともいえるカオスさだった。