第10章 結実
食事が終わってからも
わいわいと言い合いながらも
抱き締め合ったままだったりした…
ドロロ「初恋…でござるか//」
少し嬉しげな顔をしながら微笑み
恵土「初恋、だね^^//」
それに満面の笑みを浮かべながら
同様に笑いかける恵土…
自身たちの部屋で、お茶をすすりながら
そういうドロロに、微笑みかけ…
結果、微笑み合っていた…
だが…
そこに、予期せぬ事態が起こることは…
誰にも、予測しえないものだった…
ジンセイガニドアレバ銃…
幼い頃へ戻る銃が、たまたま荷物に紛れていまして…
クルル「くぅ~っくっくっくっ!(にや」
はてさて、大波乱の予感です;
「大波乱!幼き恵土であります(敬礼」
クルル「お~い。恵土。
ご堪能の所悪いが、こっちに来ちゃくれねぇか?」
恵土「ん?いいよ(微笑」
そして、座っていた座布団から立ち上がり
和室から、少し出て行った…
すると…
がちゃ(銃を構える)
クルル「くっくっくぅ~。
くらいなぁ(にや」
恵土「え?」
そこに、油断し切っていた恵土に
銃が当たった…
恵土「わあぁぁぁぁぁ!!」
そのビームにより、急激に縮んでいく身体…
その悲鳴に、すぐさま駆けつけるドロロだったが
ドロロ「いかがしたでござるか!?」
そこには…
5歳ぐらいまで小さくなった、恵土がいた…
黒髪で、焦げ茶色の目をしており
普段通りの、短い髪形をした女の子が…
ドロロ「…恵土、殿?」
恵土「?どしたの?ドロロ(きょとん」
ドロロ「…小さくなっているでござるよ?;」
恵土「あれぇ?ほんとだぁ」
自身の両手を見つめながら言う恵土…
無論、浴衣は縮んでいないためぶかぶかだった…
睦実「うわぁ…
これ、クルルがやったの?」
クルル「いや…
恵土がやったぜぇ(にや)
幼児化は俺だがなぁ。
くぅ~っくっくっくっ!」
そこには、ドロロを抱き締めながら
浴衣のひもで、自身ごとくくっている姿があった…