第25章 飛龍の村
恵土「は~い!
ニホンオオカミ~!
食えるもんなら食ってみなぁ~」
ケロロ「そりゃいくら何でもひど過ぎだってぇ~!!;」
恵土「大丈夫。人は食わないように言ってるから。
カエルは知らないけど」
ケロロ「ひどい!!;」
冬樹「でも、オオカミって肉食だよね?」
恵土「うん。基本肉食」
ケロロ「何で我輩吊るされたまま!!??;
っていうかこれ!
以前の時につるされたのとまんま同じ縛られ方なんですけどぉぉぉ!;」
185ページ参照
必死に体を揺すって、縄ごと移動しようとしています
恵土「ん~。
流石に可愛そうだし、やめようかな;
ノリでうっかりやっちゃったけど;
ごめんなぁ~」上へ引っ張り上げる
ケロロ「言葉にする前に助けてえええええ!!;(涙」
もう助けてます;
だが…結果的に
ぶちっ
恵土「え」
冬樹「あ」
ケロロ「へ?;
がくっ
ひゅうううう
ゲェロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!;」
冬樹「ぐ、軍曹おおおおおおおおおおおおお!!」
でもって走ってのぞくと…
奇跡的に、枝に引っかかってました
恵土「よかったよかった。
じゃ、後は頑張ってね~」
ケロロ「頑張れるかああ!!;
ファイト一発じゃないって解ってるでありましょう!!??;;」
恵土「え~?
これがあったら、全力で上がって来れるでしょ?
あ~あ。
ケロロのために
『わざわざ』取り寄せて持ってきたのになぁ~(遠い目」
ケロロ「ああ!!
それは…
それは!超限定版!!
世界に3個しかないと言われている幻級のガンダム!!
手に入れるっきゃないっしょ!!
うおりゃあああああああああああああ!!!!!」
見えるように立てかけながら
遠い目をしながら、わざわざと強調しながら言い
それに対し
凄まじい反応を見せ、必死に上りあがって詰め寄るケロロ…
しかし
ばしっ
恵土「あ…」
ぴゅううううううううう!!
恵土「それは食べ物じゃないぞぉ~!鷹ぁ~!」
ケロロ「なんですとおおおおおおおおおおおおおお!!!??・・;」
その直後、鷹にもってかれたことによる
あまりのショックに
狼の群れの中に、真っ逆さまに落ちる軍曹でしたとさ…;