第25章 飛龍の村
恵土「あ!
ここから先は、滝になる部分があるから気を付けて~」
『はぁ~い!』
そして…
ドロロ「恵土殿!
綺麗な川辺でござるよ?(微笑)
一緒に泳がないでござるか?」
恵土「悪いけど
ちょっと、こうさせて~」
そう言いながら
岸辺にある大岩に横たわる恵土…
恵土(ここは…変わらないんだな…
小さい時から、あの頃のままに…)
そう思いながら、目を瞑っていた…
遠く懐かしい、両親との日々を思い出しながら…
新ケロロ「ねえねえ!一緒に遊ぼうよ~!^^」
ゆさゆさっ
恵土「ん?」
ケロロ「ちょっとタイム!;
恵土殿は疲れてるであります!
ゆっくりと寝させてあげる方が」
新ケロロ「でも起きt
ケロロ「それでもダメ!
我輩だって、たまには気を遣うであります。
第一ぃ、恵土殿って
いっつも無茶ばっかしてるんだからさぁ」
恵土「そう?」
ケロロ「そうそう!
無茶しない日が無いぐらいであります!」
新ケロロ「そんなに凄いんだ…
でもおじさん」
ケロロ「ん?何でありますか?」
新ケロロ「本当に起きて聞いてるよ?」
そう言いながら、上半身を起こした恵土を指さす
ケロロ「ゲロッ!!??;」
その言葉に、一瞬で凄まじい勢いで下がり…
恵土「…へえ、そんなに聞かれたくなかったのか…
じゃあ、オオカミと一緒にたわむれようかな^^(黒」
ケロロ「え、えっと…;恵土殿?;(汗」
そんな岩場から、そんなに離れてない場所で…
冬樹「わぁ~!!
ニホンカワウソだ!!(キラキラ」
灯「あ!あっちにはニホンオオカミだ!(キラキラ」
二人して、喜びまくっていました…;
夏美「似た者同士ね;」
ギロロ「ふんっ。下らない」
夏美「何言ってんのよ。
ここじゃ珍しくなくても
私たちの住んでる所では、絶滅しているのよ?」
ギロロ「そういう風にした奴らが悪い」
夏美「!…
まあ、確かにそうだけれど…;」
ギロロ「まあ、たまには悪くないのかもしれんな
ペコポンの自然は年々減ってきているらしいし」
夏美「!…そうね…
たまには、自然に触れ合っていたいわよね(微笑」
そうして…
時は、進んでいくのだった…
ケロロがエサにされるその時まで;
ケロロ「げぇろおおお!!!;」