第4章 波乱万丈
そして、その間に二人は…
夏美「誕生日はいつなの?」
恵土「3月20日」
冬樹「血液型は?」
恵土「A型」
夏美「どういう戦闘が得意なの?」
恵土「一通りやったかな。
ありとあらゆる可能性を考えて動けって教わったし」
その頃…
ドロロ「それに付け加えるのなら
予備動作が極めて少ないことでござるな。
相手に、一瞬たりとも余裕を与えない。
もし、その隙をつこうとすれば
逆に
攻めようとしたことでできた隙をつかれて終わりという事も」
クルル「確かにそうだなぁ」
ギロロ「あと一つ忘れてるぞ!
重心の制御だ。
相手が空中ではなく地面にいた時は
重心が低く、僅かな力で前に行ったり
僅かな力で左右前後
上下共に自在に動ける上に、攻撃と回避が出来ていた。
音速を超える動きを可能としているのは
おそらく、遠心力や全身の微細な動きの変化や勢いによる力をも
完全に一つの動きになるようしているためだと考えるのが妥当だ。
一つ動きをした直後、それを角度を
僅かながらに1度ずつ細かく適確に方向を変えることで
その勢いのままに、力を再利用できる。
それらを繋げ続けることで、
加えれば加える分相乗効果が生まれ、
その勢いの瞬間速度が『マッハ2.45098』と音速を超える。
動きによって生み出される力は
質量=重さに比例し、スピードの2乗に比例する。
瞬間的な力は、数トンレベルだしな。
そのため、本来の何千倍にまで跳ね上がり
120トンをも超える力を生み出す。
その分、反動が強いはずだが
その力を与えているのは、空気のみ。
空気を介して力を伝え、
空気と物質にまで衝撃波を伝えることで倒している。
血や埃もつけずに倒せたのは、
その衝撃波を巻き起こすと同時に、
その衝撃波を「身を纏う防具」にして防いでいたから。
つまり衝撃波を送って殴りつけてる相手が空気のため、反動は起こらない。
もし反動があったとしても、全身へ隈なく伝えるよう
些細な変化を自力でもたらすことにより回避しているんだろうな」
ドロロ「なるほど。
だから、身体自身がダメージが0だったのでござるな」
ケロロ「今はそっちの話に集中してる場合じゃないってば!!(ぷんぷん」
話が逸れましたね^^;