第17章 海
ドロロ「…恵土殿、一体どこへ?」
小雪「ドロロ!
ドロロは一緒にしないの?ビーチバレー」
ドロロ「いや、拙者は…;」
小雪「あれ?
ドロロのお友達の姿も見えないね、恵土ちゃんもだけど。
滅多にないし…何かあったのかな?」
その言葉に、ドロロは
ようやく重い腰を持ち上げ、立ち上がった…
ドロロ「…小雪殿、すまんが急用を思い出したでござる」
小雪「そっか。探しに行くんでしょ?
いってらっしゃい^^(手を振る」
ドロロ「では…ごめん!」
そう言った直後、クルルの所へ行き
聴いてからすぐ、山へと走っていった…
ドロロ「恵土殿…」
そう想いを馳せる中、恵土の方はというと…
恵土「…潮風の臭いは、こっちの方角か。
ぱっぱと行かなきゃ」
その直後…
がさっ
恵土「?」
草むらに音がして、歩み寄ると…
ドロロ「恵土殿」
そこから出てきたのは、ドロロだった…
恵土「?何でドロロがこんな所に?」
ドロロ「恵土殿が遅いので、来ることにしたでござる^^
随分と探したでござるよ?」
恵土「そっか^^ありがとう(微笑」
ドロロ「さあ、一緒に参るでござる^^」
そう言いながら手を差し伸べるドロロに対し
恵土「そうだね^^
皆が待ってるといけないし」
その手を取ろうとするも…
「あと一歩!一歩で!)…」
恵土「なんのつもりだ?」
「ビクッ!!)!!??
何故こっちに!あっちには…!!消えた?」
恵土「あれは、ただの分身だ。
重みはないから、罠は発動しないぞ?」
「…(両手を上げる」
恵土「…何で幻覚を使った?
お前の狙いは、一体なんだ?」
「…ばれちゃあ、仕方がないよな…
ついてこい、お仲間に会えるぞ?」
恵土「…その眼…嘘じゃないみたいだな…
解った、一緒に行くよ」
そうして、連れてこられたのは…
ケロロとギロロが縛られて吊るされた場所だった…