第15章 帰途

ギロロ「まさかクルル…

ワープ装置を機械に組み込んでいたのか？」

クルル「まぁな。

あいつの場合、危険な状況になったとしても
絶対にすぐにでも逃げようとしないだろうし。

言ってもきかねぇだろうから、強引にな。

命の危険になったら、すぐに瞬間移動するようにしたが…
本人の力が働きかけば、無効化されるかもしれねぇ…

ま、念のための保険って感じだな」

ドロロ「なるほど」

ギロロ「一理あるな」

ドロロ「クルル殿、本当に何と礼を言っていいか」

クルル「勘違いするなよ？
俺がやりたくてやっただけだ。

ドロロ先輩のためとかじゃねぇからよぉ。

くぅ～っくっくっくっ！」

そう笑いながら、クルルは秘密基地へ行った…


夏美「まったく。相変わらず感じ悪いわね；」

冬樹「でもよかったじゃない。
恵土ちゃんがより安全になったってことで…」

ドロロ「いや…そうとも限らん…（ずもももも」

ギロロ「？どうしたんだ、ドロロ」


ドロロ「け…」

『け？』


ドロロ「恵土殿と一日付き合うとは

どういうことでござるかぁーっ！！！！！；（涙」


『・・・』


夏美「…あ；それね；」

冬樹「ん～。クルルのことだから大丈夫だとは思うけど^^；」

ドロロ「クルル殿…
もしや、ひそかに恵土殿のことを好いていたのでは！！（たらたら」

ギロロ「考え過ぎだろ。

第一、それだったらとっくに薬でも使っていそうだろ」


その直後…

皆の思考が一体化した…


クルルが…薬を使って…

恵土ちゃんをベッドに縛り付けて、強引にいうこと聞かせて…


クルル「くぅ～っくっくっくっ！」


あくまで、想像です；


ドロロ/夏美
『誰がさせるものかぁーっ！！！！！/
誰がさせるもんですかぁーっ！！！！！（くわっ！！』


凄まじい勢いで、走っていきました…


ですが、その魂胆は…

クルル「くっくぅ～。

一度、恵土の作ったカレーを食べてみたかったんだよなぁ」

恵土「普通に言ってくれればいくらでも作るのに」


クルル「普通に言ったんじゃつまらねぇだろぉ？

周りをひやひやさせて、最後に驚かさねぇとなぁ（黒い笑み）

くぅ～っくっくっくっ！くぅ～っくっくっくっ！（にやにや」


なんら、いつもと変わらないクルルなのであった…；