第15章 帰途
再びショッピングモール
ドロロ「いい方法、とは?」
クルル「くっくぅ~。
恵土に助けられたってことを理由にして
科学を総結集させる、とかな(キラン」
ギロロ「なるほど。
これから、恵土が狙われることになる。
それを想定した上で作ろうということか」
ドロロ「なるほど。
ならば、早めに行動するに越したことはござらんな」
ギロロ「まずは、ベルトの強度から考えないとな」
クルル「あと機能性もなぁ(にや」
ドロロ「あと、重みも軽く
動きの抑制もないものがいいでござるな」
そんなこんなで…
ケロロ軍曹はゲロロ艦長のグッズを買いに
タママ二等兵は桃華へのお土産を買いに行き
その間に、三人は協力し合い…
協力を求めに行き、最終的にプレゼントが完成したのだとか…
夏美「…つまり、そのベルト一つに
とんでもない科学力が結集されているってこと?」
ギロロ「頷く)ああ。そうなるな。
俺が求めたのは、どれほどの力で来られても壊れない強度だ」
ドロロ「拙者が求めたのは、動きやすく
それでいながら決してはずれず、軽い材質のもの」
クルル「俺が求めたのは
そのベルトの繋がった前の部分にある四次元収納と
その他の機能性だぜぇ。
くっくぅ~」
恵土「なるほど。でもどういう作りなの?」
ギロロ「外部からの激しい力を受けると
瞬時に硬直する強化繊維で、
衝撃にも切断にも火などにも全く影響を受けない優れものだそうだ」
恵土「でもはずせるよ?伸びるし」
ギロロ「そういうゆっくりとした力の変動には別だ」
ドロロ「その伸縮性を
ベルト自身が、相手の体に合わせて
自然と調節してくれるよう、インプットされているのでござる。
その重みもまた然り。
恵土殿がつけたと解ると、重みが無になり
その機械自身は、相当小型化されており
前のベルト交差部の収納部位にあるらしいでござるよ。
アンチバリアも、それがしてくれているでござる」
恵土「なるほど」
クルル「最後は、俺の説明だなぁ(にや」