第2章 日常
談話している中…
冬樹「ねえねえ、どこから来たの?」
恵土「山奥だよ」
夏美「何県?」
恵土「ん~…栃木県あたりかな」
小雪「どういう場所に住んでいたんですか?」
恵土「んと、村だね。
武術が好きな人以外いない感じの」
『へぇ~』
西澤「それで、あれだけ強かったんですね」
恵土「まだまだだよ^^;」
睦実「お世辞ばっかりだね」
恵土「本当だったら!;」
わいわいと盛り上がる中…
ケロロ「ゲロゲロリ。
いくら戦闘力強しといえども、少女たるもの
虫は苦手でありましょう」
くっくっくっと目を皿にして
口を手で押さえて笑いながら、取り出したるは…
ムカデだった…;
ケロロ「それ!行くであります!」
で…
冬樹「うわっ!!;ムカデ!!;」
恵土「任せて。よいしょ」
ぽーい!
ムカデ「あ~れ~」
冬樹「うわぁ~」
夏美「流石、山奥に住んでただけはあるわね;」
恵土「それほどでもないよ^^;」
ケロロ「ちっ。なら次の作戦であります!」
扉の陰に隠れながら
ムカデを掴んで草やぶに投げた恵土を見て呟くケロロ
で…
ギロロ「本当にやるのか?;」
ケロロ「当たり前であります!」
ギロロがやったことは…
だだだだだだだ
走って、こけて…
ギロロ「危ない!
(これで本当にうまくいくのか?」
先端のとがったものをぶん投げていた
要するに、狙っているのは先端(とがったもの)恐怖症?
だが、
ばしぃ!
それを即座に目のど真ん前で掴みとめる恵土…
夏美「わぁ~。
あんたって、握力いくつあるの?」
恵土「んと…33㎏」
冬樹「凄い!僕なんて全然だよ;(汗」
夏美「ギロロ!次からは気を付けなさいよ?」
ギロロ「あ、ああ;(失敗だな;」
そうして、次の作戦は…?